「プロパンガスと都市ガスって、結局どっちが得なの?」
「今はプロパンだけど、都市ガスにできるなら変えた方がいい?」
そんな疑問に、ガス業界の中の人目線でお答えします😊
本記事では、
- プロパンガスと都市ガスの“決定的な違い”
- 料金・使い勝手・災害時の安心感の比較
- 乗り換えを検討すべきケースと、その前に必ず確認すべきポイント
を分かりやすく解説します。
✅ 1. プロパンガスと都市ガスの「基本の違い」
まずは、ざっくりとした違いから見ていきましょう👇
🔹供給のしかた
- プロパンガス(LPガス)
- 自宅やアパートの敷地に「ガスボンベ」を設置
- トラックでボンベを交換してもらう
- 地域や会社ごとに料金がばらつきやすい
- 都市ガス
- 地面の下に埋まったガス管を通して供給
- エリアによって供給会社がほぼ決まっている
- 料金体系が比較的わかりやすい
🔹成分・エネルギー量の違い
- プロパンガス:発熱量が高く、少ない量でしっかり火力が出る
- 都市ガス:発熱量はLPガスより低めだが、安定した供給と料金が特徴
※調理コンロや給湯器は「LPガス用」「都市ガス用」が分かれているので、
ガス種を変えるときは機器の交換・部品交換が必要になる場合があります。
🔹契約のしかた
- プロパンガス(LPガス)
- ガス会社との個別契約が基本
- 設備貸与(給湯器などを“無料貸し出し”)が絡むことも多い
- 都市ガス:
- 地域のガス会社(例:○○ガス)と契約
- 設備は自費で購入するケースが多い
💰 2. 料金はどっちが安い?ざっくり比較
「都市ガスの方が安い」と言われることが多いですが、少し整理しておきます。
🔹一般的な傾向
- 単価(1m³あたり)
→ 多くの地域で、都市ガスの方が安いケースが多い - 基本料金
→ プロパンガス・都市ガスともに各社で異なる - 設備費用
→ プロパンは初期費用が安く見える代わりに、「設備貸与」で
料金に上乗せされているケースも…
つまり、
✅ 都市ガスエリアに住んでいて、ガス機器もそろっている ⇒
ランニングコストは都市ガスが有利なことが多い✅ プロパンガスエリアで、都市ガスの配管工事が必要 ⇒
初期費用を含めると「必ずしも都市ガスの方が得」とは言い切れない
というイメージです。
🛡 3. 災害時の強さ・安心感の違い
料金だけでなく、「もしもの時」の違いも知っておきましょう。
🔹プロパンガスの強み
- ボンベごとに独立しているため、配管の被害が限定的
- トラックで運べるので、復旧が早いことが多い
- 停電しても、ガス機器の一部は使用できる場合あり
(※機種によるので、取扱説明書を必ず確認)
🔹都市ガスの特徴
- 広いエリアで一括管理されているため、
大きな地震などの際は安全確保のため長期間ストップすることも - 復旧は順番に進むため、エリアによって時間差が出る
「災害時の自立性」という点では、プロパンガスはかなり強いエネルギーです。
🏠 4. 乗り換えを検討すべき“代表的なケース”
では、どんな場合に「都市ガスへの乗り換え」や「プロパン会社の見直し」を
検討した方がいいのでしょうか?
✅ 都市ガスへの乗り換えを検討してもいいケース
- 自宅の前まで都市ガスの本管が来ている
- ガス機器の寿命が近く、そろそろまとめて交換を考えている
- 現在のプロパン料金が「適正単価」より明らかに高い
- 長期的に今の家に住む予定があり、初期費用を回収できそう
この場合は、
- 都市ガス会社に配管工事費の見積もりを取り
- 現在のプロパンガスの年間支払額と比較して
「何年で元が取れるか?」をシミュレーションすると判断しやすくなります。
✅ まずは“プロパンガス会社の見直し”から始めるべきケース
- そもそも都市ガスの供給エリアではない
- 配管工事費が高額で、回収に10年以上かかりそう
- 近いうちに引っ越し・建て替えの可能性がある
この場合は、
都市ガスへの乗り換えよりもプロパン会社の比較・交渉の方が現実的です。
🛠 5. プロパンガスのままでも“必ずやっておきたい”見直しポイント
都市ガスに変えない場合でも、次の3つを押さえるだけでムダな出費を防げます👇
① 適正料金と単価を把握する
- 基本料金はいくらが目安か
- 自分の地域・世帯人数で、適正単価がどのくらいか
を確認しておきましょう。
「なんとなく高い気がする…」という状態を卒業するのが第一歩です。
② 毎年1回は“料金の健康診断”をする
- 検針票・請求書を1年分とっておく
- 単価がこっそり上がっていないかチェック
- 上がっていた場合は、理由を文書で説明してもらう
③ 他社の見積もりを取って“比較材料”を持つ
- 少なくとも2〜3社の見積もりを取る
- 「現在の料金表」と「見積もり結果」を並べて比較
- あまりに差が大きい場合は、値下げ交渉か乗り換えを検討
🌱 まとめ:自分の暮らしに合った“ベストなガスの選び方”をしよう
プロパンガスと都市ガスのポイント
- 料金だけ見れば、都市ガスが有利なケースが多い
- ただし、配管工事費やガス機器の交換費用も含めてトータルで判断する
- 災害時の強さ・復旧の早さという点では、プロパンガスも大きな強みがある
まずやるべきことは…
- 現在のプロパン料金が「適正」かどうか確認する
- 都市ガスエリアなら、配管工事費も含めて見積もりを取る
- それぞれのメリット・デメリットを整理して、“自分の暮らしに合う方”を選ぶ
ガスは毎月必ずかかる固定費です。
一度きちんと比較しておけば、今後ずっとの安心と節約効果につながります✨
