家庭用のモダンなガスコンロとキッチンの写真(プロパンガスのイメージ)

プロパンガスが高い理由と節約のコツ|実は料金は下げられます【業界の中の人が解説】

プロパンガスの料金が高い!毎月の請求を見るたびにそう感じていませんか?

じつはプロパンガスの料金は、契約の仕組みやガス会社によって大きく差があります。裏を返せば「何も知らないまま使い続けるほど損をしやすい」料金体系でもあります。

この記事では、現役のプロパンガス会社社員である私が以下の内容を分かりやすく解説します。

  • プロパンガスが高いと言われる本当の理由
  • 料金の仕組み(基本料金・従量料金)
  • 実際に料金を下げる方法(交渉・見直し・乗り換え)

「今の料金が高いのか分からない」「安くする方法を知りたい」という方に向けて、専門用語を使わず、できるだけシンプルに説明します。この記事を読み終えるころには、自宅のガス代を見直す具体的な判断ができるようになります。

なぜプロパンガスは高いと言われるのか?

都市ガスとの仕組みの違い

・都市ガス → 公共料金(国や自治体の許可が必要)
・プロパンガス → 自由料金(各ガス会社が独自に設定)

このため、プロパンガスは「業者によって料金に差がある」「会社によって値下げ交渉ができる」という特徴があります。

☁️逆に、知らずに契約すると高い料金のままになるという落とし穴もあります。

プロパンガスは自由料金で販売店ごとに価格が違う

まず知っておきたいのは、プロパンガスと都市ガスでは料金の決まり方が違うということです。

プロパンガスは自由料金制のため、販売店ごとに料金が異なります。

・仕入れ価格(ガス会社がどこから買っているか)
・配送コスト(配送距離・タンクの数など)
・ガス会社の利益設定
・貸与設備(ガス給湯器やコンロを無料で貸す場合もある)

これらの理由から、同じ地域でも家庭によって支払っているガス料金に差が出ます。
「隣の家は安いのに、自分の家だけ高い」というケースも珍しくありません。

料金の内訳(基本料金と従量料金)

プロパンガスの料金は、大きく「基本料金」と「従量料金」の2つで構成されています。

💡**基本料金**
ガスボンベの設置・保安点検・設備維持などにかかる固定費です。
ガスを使っていなくても、毎月必ず発生します。

🔥**従量料金**
実際に使ったガスの量に応じてかかる料金です。
「1m³あたり〇〇円」という形で設定されており、ガス会社によって単価が異なります。

この2つの合計が、毎月のガス料金になります。


ポイントは、どちらもガス会社によって値段が大きく異なるということです。
つまり、「基本料金が高い会社」「従量料金が高い会社」が存在するため、

☁️比較せずに契約すると損をする可能性があります。

プロパンガスの料金を下げる具体的な方法

💡① 今のガス料金が高いのかを確認する

料金を下げるための第一歩は、「自分の家のガス料金が高いのか、適正なのか」を知ることです。

まずはガスの検針票(請求書)を確認しましょう。

チェックするポイントは以下の2つです:

・基本料金(毎月固定でかかる費用)
・1m³あたりの従量単価(使ったガス1m³の単価)

この2つの数字を確認し、他社や平均価格と比較することで、「今のガス会社は高いのか?」が判断できます。

※目安として、一般的なプロパンガスの適正価格は以下です(地域差あり)
 基本料金:1,500円〜2,000円前後
 従量単価:350円〜600円/m³

💡② ガス会社に料金を交渉する

プロパンガスは自由料金制のため、ガス会社との交渉によって料金が下がる可能性があります。

「今の料金が高いのでは?」と感じたら、以下の流れで交渉してみましょう。

【交渉の手順】

  1. 検針票(基本料金・従量単価)を確認する
  2. 地域の平均価格や他社の料金と比較する
  3. ガス会社に電話し、落ち着いて伝える

【伝え方の例】


「他社では従量単価が○○円と聞きました。
 今の料金が少し高く感じるのですが、見直しは可能でしょうか?」

ガス会社にとっても長く契約してくれるお客様は大切な存在です。
丁寧に伝えれば、値下げに応じてくれるケースも珍しくありません。

💡③ ガス会社を乗り換える(見直し・一括見積もりサービスの活用)

交渉しても料金が下がらない場合や、そもそも今のガス会社に不信感がある場合は、乗り換え(ガス会社の変更)も選択肢になります。

最近は「エネピ」などの一括見積もりサービスを使えば、自分の地域で安くガスを提供している複数の会社を比較できます。

【乗り換えの流れ】

  1. 検針票を手元に用意(基本料金・従量単価・使用量を見る)
  2. 一括見積もりサービスで情報を入力
  3. 条件の良いガス会社から連絡が来る
  4. 料金・契約内容を比較して選ぶ
  5. 工事日を決めて切り替え(通常1~2時間で完了)

【注意すべきポイント】

⚠️ガスボンベやメーターの撤去費用がかかる場合がある
⚠️賃貸物件の場合、大家さんや管理会社の許可が必要
⚠️今使っている給湯器の貸与契約が残っていると違約金が発生する場合もある

これらに問題がなければ、乗り換えによって年間で1〜5万円の節約になることもあります。

まとめ|知らないまま使い続けると損をするのがプロパンガス

プロパンガスは「高い」というイメージを持たれやすいですが、その多くは料金の仕組みや会社との契約内容を知らないまま使い続けていることが原因です。

この記事のポイントをもう一度まとめます。

・プロパンガスは自由料金制のため、料金は会社によってバラバラ
・基本料金・従量料金の2つで構成され、どちらも比較しないと損をする
・今の料金が高いかどうかは「検針票」で確認できる
・交渉でも下がらない場合は、乗り換えや一括見積もりサービスの利用が有効

プロパンガスは「知らなかった人が損をする世界」ですが、逆に言えば「正しく知っている人は節約できる世界」です。

まずはご家庭の検針票を見て、
「基本料金」「1m³あたりの単価」がいくらになっているか確認してみてください。
そこからが、節約の第一歩です。

📌 次に読むべき記事

👉 知らないと損!プロパンガス料金を下げる3つの方法|今日からできる節約術

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